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かなこ先生 気まぐれコラム

かなこ先生 気まぐれコラム

コラム始めました

みなさん、こんにちは。園だよりの発行に便乗して、コラムを始めたいと思います。核家族化が進み、夫婦共働き、子ども達の祖父母世代も現役の方が多い時代となってきました。そんな環境の中で、育児の悩みや疑問があっても相談する機会がなかったり、相談するという発想に至らず無意識のうちにストレスが溜まっている方も多いのではと思う日々です。

私のコラムが、皆さんの育児のヒントや日ごろ頑張っている皆さんの励みにれば幸いです。その時々に思いついたテーマで気まぐれに書いていきますので、よろしければお付き合いください。

日々の食事

2023-02-13
オススメ
食べることが大好きなワタクシ、日々おなか一杯食べたい食いしん坊です。
食いしん坊なので、図書館やら病院の待合室なんかでは、「オレンジページ」やらお料理本の「節約レシビ!」とか「時短メニュー!!」とか「ボリューム満点!!」といったフレーズにパキュンとハートを射抜かれます。

毎日、子育てしながらの忙しさの中での食材の買い出しと調理。
買い出しと調理の負担を減らしたいですよね~。
安くて短時間調理、ボリューム満点!そして、栄養バランスよく、子どもたちがしかっり食べてくれる我が家のおすすめメニューを、ご紹介したいと思います。

納豆、豆腐・・・日本の心。冷蔵庫から出した瞬間に食べられます。
味噌汁・・・具の野菜は、スライサーでシャシャッと切ったものにラップをかけレンチン。お鍋に沸かしたお湯にレンチンした野菜と味噌をときいれて完成!
       所要時間5分!
わかめスープ・・・お湯+白だし(または中華スープの素)+ごま油少々+ワカメ=一瞬で完成!
          空腹時には乾燥ワカメをたっぷり入れます!所要時間3分!
鳥そぼろ・・・鳥のひき肉を炒めたら、さけ・さとう・しょうゆで炒めてごはんにかける。少し多めに作っておけば、忙しい朝もごはん+鳥そぼろで栄養バランスGood!
 
ワタクシの食生活が垣間見えて、ちょっと恥ずかしいですが!
我が家では、子どもたちの好きな手羽先がよく登場します。塩コショウをかけて焼いただけ。。

冬におすすめ。
餃子鍋。野菜も肉もこれ一杯!冷凍うどんやマロニー、中華麺と炭水化物を変化させるとバラエティーに富みます!
おでん!野菜も肉もこれ一杯!

子育てしながらの買い出し、調理は大変です。
たまには外食でゆっくりしたいと思っても、子どもが小さいと意外と外食は外食で大変、、、。
お惣菜にも頼りたいけど、日常では費用がかさむ。。
そんな時に、冷凍食品

かなこ先生のお気に入り冷凍食品☆ベスト6!
・からあげ
・干物
・ほうれん草ベーコン スープに入れるのがおすすめ
・刻みオクラ スープに入れたり、鰹節をかけてサラダにしたり。
・ブロッコリー 朝お皿に入れてラップして冷蔵庫へ。夕食頃には程よく解凍されています!すりごま+醤油やポン酢をかけると、一瞬で一品できます!!
・冷凍パスタ いろんな種類が!おかず付きのものまであります!

さて、ここで食育のうんちく話。
みなさん、「6つの’こ食’」ってご存じですか??
’孤食’ひとりで食事する
‘個食’家族が揃っているものの、全員が自分の好きなものを食べるバラバラ食
’固食’自分の好きなものしか食べない 
’粉食’パンやパスタ、粉を使った主食を好んで食べる 
’小食’いつも食欲がなく、小量しかたべない
’濃食’加工食品やファストフード、濃い味付けのものを食べる

実は私自身の私生活の中に多々ある「こ食」。
この言葉を聞くと、ギクッ!!とします。
「かなこ先生の私生活、かなり’こ食’入ってますね!!」と察している方もいらっしゃるでしょう!!
それでも、私、今の子育てしながらの大変な時期に、日々の生活は無理しすぎないのも大事かなと思っております。
子どもたちの手が少しずつ離れてきた時、時間的に余裕が出てきた時には出汁を取る生活をできればいいかな!と
私の素敵な目標は、両家の母と職場の先輩!
楽しそうに、いろいろな料理を教えてくれます。
いつかそんな風になりたいな!という思いが、きっと子育てひと段落したときに自分をそう導いてくれるはず
だって、そもそも食いしん坊だもの!

世界の中でも、美食の国と称される国ニッポン。
日本の外で暮らす人々の日常食生活の一幕を見た時のワタクシの感想を少し載せたいと思います。
とあるカナダの家族と過ごした 約1カ月間・・・・・・お~~~~!!家庭料理ってこんなんなんだ!!日々、シンプル!!
とあるドイツの小学生のみなさんのお弁当・・・そのニンジンの塊とブドウとパンがランチなんですね!み~んな、中身そんな感じ!!キャラ弁のはやっている日本とは大違いです!!!3分で作れそう!!!
とあるドイツの中高一貫校の学食・・・メイン料理としてドデーンと盛られているのは!!!幼いころTVでポパイが缶詰からひねり出してたアレじゃん!実在するんだ!!(ほうれん草風味のマッシュポテトでしたが!)
とかとか!!!
観光地でレストランばっかり回ってたら気づかないような、とある他国の日常の食事情をワタクシ知ることができました。
そんな食事情を知ると、皆さん、ちょっと気が楽になりませんか!!?
旅行したい国ランキング上位に’美食の国「日本」’とランクインするのも納得です。

あ!カナダの家庭料理も毎日おいしかったです!!!
ドイツ料理!!!ちなみに、ポパイの缶詰風もしっかり美味しく完食しましたよ!!!
誤解のないように、追記しておきます!!
(もしかして、現在の未就学児保護者世代の方々は’ポパイ’を知らないかな??面白いので、機会があれば是非ご覧ください!)
美食の国ニッポンで生活していると、食へのこだわりが強く、TVや雑誌・料理本でも嗜好を凝らし工夫された料理情報の数々に囲まれて生活しております。
料理に手抜きすること自体がプレッシャーになることが多いのではないかと感じます。

でも、手抜きしたっていいじゃない!!
ただでさえ、子育て中で大変ですもの!!
「日本では、保育園や小学校の給食で提供される給食でかなり工夫を凝らした栄養満点料理を食べられてるんだから、そんな子育て真っ最中の家庭料理で自分を追い込みすぎないように」と、日々保育園や小学校給食に感謝して、心を救われながら生きているワタクシです。

みなさん、無理しすぎずにいきましょ~

もう、節分!

2023-02-03
オススメ

皆さま、遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

といいつつ、もう早2月
1月が終わっておりました!!


あっという間に、2月


さぁ、話題はもう節分でしょうか!
エンゼルIT保育園でも豆まきをしました~
可愛い子どもたちの賑やかさで、ばっちり厄が払えたと思います!!


今夜は自宅でも豆まき風「お菓子まき」を予定しており、我が子3人はとても楽しみにしているようです。

30年前ぐらいになるでしょうか??
私が小学生ぐらいの頃。
都城市内のスーパーでは、節分の日に「豆まき」と称して、
駐車場に止めた大型トラックの荷台の上からお菓子や食品、小銭がティッシュに包まれたものをお客さんにばら撒く行事がありました。
楽しかったなぁ~!
小学生の私にとって、小銭をゲットできる「豆まき」や「棟上げ」は胸躍るものでした。
小学校区内にあるスーパーの豆まき開始時間を調べ上げ、どのルートでどう回れば梯子できるかを友人と思案し、計画をたてて可能な限りの豆まきに参加しておりました

しかし、そんな楽しい行事にオトナや子どもが殺到して本気になりすぎて危険だから、もう今ではなくなっちゃった説があるとかないとか。
今のお父さんお母さんたち世代の頃にはなくなっちゃってる行事でしょうか??

そんなスーパー豆まきの影響か?!、私の育った家でも節分にはお菓子と一緒に小銭をまいておりました。
幼少期に経験した小銭が拾えるトキメキを忘れられず、、。
現在、我が家の豆まきでは、ティッシュに小銭を包んだものをお菓子と一緒にまいてます。
そして、豆まきを控え、我が子どもたちのテンションがすごい。
小銭効果でしょうか。
大人になった今、そんなウキウキしている子どもたちを見るのが嬉しくて毎年節分を楽しんでおります。


子どもたちの活気で厄を払って、元気に過ごせますように

余談ですが。
南九州の名物なのか?都城では、スーパーの節分コーナーに「マミー」という飴が大量に販売されます。
初耳の方、地域名物菓子かと思いますので、是非一度ご賞味ください。
ボンタンアメ、兵五郎飴、からいも飴同様、、、ねっとりしていて歯にがっつりくっつく性質のある飴です。
銀歯がある方、銀歯もってかれますので、銀歯以外の歯でお楽しみください。

それでは、皆さま!よい、節分を~

皆さま、今年もお世話になりました。

2022-12-28
オススメ

2022年も残すところあとわずか。

新型コロナウイルスと共に生きる社会が少しずつ少しずつ日常化し、日常生活も徐々にコロナ前に戻りつつある有難さを感じる1年でした。


さて、2022年元旦の年賀状に書いた私の一言:「今年はキャンプに10回行きたい!

子どもたちが小さいと、釣りやキャンプといった危険の多いであろう活動を控えてきた約89年。

我が子3人が小学生になりようやく家族で魚釣りやキャンプに行けるような家族構成となってきました。年賀状に書いちゃうほど年始の気合は十分だったのですが、

この1年を振り返ってみると、「キャンプ10回」って結構ハードな回数でした(苦笑)。

実際に行けたのは3回?

回数は少ないものの、行けたキャンプはとても思い出に残る素晴らしいキャンプとなりました。


他にも、1年を振り返ると楽しい思い出が次々と、、、

潮干狩り、魚釣り、芋ほり、焼き芋、家庭菜園、BBQ、畦遊び、川遊び、、、。

あ~、かなこ先生ってそんなことが好きなのね。」、と察しがついた方も多いのではないかと思います


採集・漁撈(ぎょろう)活動とその収穫物を食べることに絶大な喜びを感じるワタクシ。

狩猟に関してはトキメキを感じたことはありませんが、先日とあるイベントで都城大弓を引かせてもらえる機会があり、弓道はじめたら楽しそう!と、への強いトキメキを感じたところです。

もし輪廻があるとしたら、、、きっと石器時代あたりではヒトだったかも!!


独身時代は、魚釣り・山登り・キノコ狩りの師匠や隊長とその仲間たちが周りにおり、沢山貴重な経験をして生きてきました。

山登りとキノコ狩りは、自分自身には技術と知識が明らかに不足しているため、、近頃はチャレンジできておりません。

周囲をぐるっと山に囲まれた盆地に生きているのに!

あんなにカッコいい霧島連山を毎日見ながら生活しているのに!!

山登りは確実にそのうちチャレンジしたいと目論んでおります。

魚釣りは、家族で行きはじめたここ1~2年の間で初めて気づいたのですが、(毎度、私から首にひもをつけられて連行されている雰囲気の)主人がよく釣る私の今の魚釣りの師匠です

1年を振り返りながら、どんどん個人的な趣味の話に脱線してしまいました


仕事においても、私生活においても、

喜んだり喜ばれたり、心配したり心配してもらったり、助けたり助けられたり。

怒ったり怒られたり(これはほぼ、我が子たち、または、主人とですが


今年も沢山の出来事があり、沢山の思い出ができました。


私のこの1年間を支えてくださったすべての人に感謝して、

また新しい年を迎えたいと思います!


本年も本当にお世話になりました。来年もお力添えいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

それでは皆さま、よい年末年始をお過ごしください~!


クリスマス

2022-12-19
オススメ

いよいよ子どもたちは、「あと何回ねたら~クリスマス!!!!!」のカウントダウンに入ってきました。

皆さまいかがお過ごしでしょうか


わが子小学生3人は、10月頃は「今年はサンタさんに3万円をお願いしてみようか」という初の現金リクエストを思案しておりましたが、

いろいろと考えた結果、サンタさんへ現金のプレゼントをお願いすることはやめるそうです。


理由を聞いてみると、、。

「○○くんがサンタさんに30万円くださいとお願いしたら、おもちゃが届いたというお友達の体験談を聞いたから」とのこと。

’’30万円はおろか、リクエストすらしていないおもちゃが届く’’というリスクがあることを知り、そんな危ない橋を渡るよりは最初から欲しいものをリクエストしてそれが届く方がよいと考えたようです。


堅実的!

彼らの行動観察は実に面白い。

小学生ともなると、人の体験談から未来を予測し、危険を回避するような判断と決定を行うんですね~

小学生の思考力と堅実的な姿に感心する私でした。


もう一つ、子どもたちの観察で面白いのが、寝室の壁にセロテープで張り付けられているサンタクロース宛のお手紙の中の片隅に設けられた四角く囲まれたゾーン。

枠の横に、「ここにサインをください」とか、「名前を書いていってください」と書かれている。

煙突のない我が家

家の鍵ももってないのにいつの間にか家の中に侵入し、プレゼントを置いていく見ず知らずのサンタクロース

両親もこれまでサンタの侵入に気づいていない。

我が子3人、’’本当にサンタクロースが入ってきているのか??’’を確かめたくて仕方がないようである。

早く寝た良い子のところにしかサンタクロースはやってこないから、起きて待ちその存在を自分の目で確かめるという選択肢はない。

サンタクロースの存在を信じている彼らがサンタクロースの存在を裏付けるために、サンタクロースにサインをもらうという方法を思いついたようです。

理解を超えた不思議なことが起こるとき、人はいろいろな方法でその不思議を解明しようとするんですね。

小学生の工夫の数々、素敵です~。


今回のコラムの最後に、皆さんにクリスマスにちなんだ素敵な本を一つご紹介します。

5年ほど前に義母がプレゼントしてくれた絵本で、この本に出会えて良かったなぁと私が思う本の1冊です。

「原文タイトル:~Yes, Virginia, There Is a Santa Claus~」

日本語タイトル:~本当にサンタクロースはいるんでしょうか~」

是非、皆さんもご覧になってはいかがでしょうか。


みなさま、よいクリスマスをお過ごしください~!!


プレイラボ

2022-12-12
オススメ

新型コロナウイルス感染症が中国で確認されたのが2019年12月。

もう丸3年が経とうとしていますね。

なかなか日本の外に出ていくことができません、、、

パスポートの有効期限が刻一刻と減っていって寂しい気持ちになっている、異文化好きのワタクシです。



さて、エンゼルIT保育園で月2回子どもたちの活動に行っている「プレイラボ」。

LaboPaty(ラボパーティー)から先生3名にお越しいただき、日本語と英語で世界のお話や歌を聴いたり歌ったり、表現する活動を行っています。


先日は、エンゼルIT保育園のお遊戯会において、「プレイラボ」の時間に日頃子どもたちが歌ったり踊ったりしている曲の中から4曲を保護者の皆さまに披露させていただきました。

プレイラボの時間は、日本語と英語を交互に使います。「Hellow!こんにちは」といった具合です。英語の歌の時は英語の歌詞と同じ動作を行うことで、英語とその動作をリンクして言葉の意味を理解していく子どもたちです。机上の勉強ではなく自然に言葉が身につく母国語のようにスッと子どもたちの口から英語の歌が出てくるようになり面白いなぁと感じます。

多くの観客の前でしたが、子どもたちは日頃楽しく取り組んでいる姿をそのまま見せてくれ、普段の楽しい様子が伝わったのではないかなぁと感じています。


実は、プレイラボ活動の取り組みは、英語を話せるようになったり理解できるようになることに主眼を置いていません。
「英語の活動なのに英会話や英語理解に主眼をおいていない????」と、頭中ハテナでいっぱいの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
もちろん、英語を耳にする機会は多くなるため、経験した英語を理解できるようになったり、耳で聞いた英語を真似しようとするため英語の発音がよりネイティブに近くなる効果も期待できます。
エンゼルIT保育園でプレイラボ活動を実施しているのには、言語を超えた大切な思いがあります。
それは、子どもたちが「自分の気持ちや意見を大切にできる人に成長してほしい」「他者の気持ちや意見を尊重できる人に成長してほしい」という思いです。

世界の歌やお話を通して歌を歌ったり、踊ったり、お話を表現したりするプレイラボの活動は30分の活動時間の中に、遊びながら「表現してみたい」「自分で声に出していってみたい」が溢れています。

プレイラボの活動を重ねていくと、「表現してみたい」「自分で言ってみたい」という思いが引き出され、子どもたちに表現したり発言したりする様子が増えてくるように感じます。

「自分を現すこと」「自分の気持ちを伝えること」ができると、次は「他者が現していることを理解」できたり「他者の気持ちを理解」できるようになる。

「他者の意見に耳を傾けること」、「意見が異なる人とも協力して何かを行うこと」は他者と協力して生きていく社会性の生き物である人にとって大切なことだと思います。

だからこそ、生まれて数年の子どもたちにとって、まずは遊びを通して自分自身の声や思いと向き合える「プレイラボ」の活動を大事にしたいと考えています。


みやこんじょ育ちのワタクシですが、私の幼いころは都城で日本人とは違う見た目の人を見るのは珍しく、「外人だぁ!」と胸がときめいたものです。

そして、幼いころ「It's a small world」の日本語歌詞にいつも違和感を感じていました。幼い私にとって、世界はとても広く感じていたからです。

「~世界はせまい、世界はおなじ、世界はまるい、ただひとつ~」

(引用:https://www.worldfolksong.com/kids/disney/small-world.html)


しかし、今ではもう都城もグローバル化が進み、市内の小学校も1クラスに何人かは外国籍の保護者を持つ同級生がいる時代となっているのではないかと思います。

私の学生時代はアメリカのことを「人種のサラダボウル」と表現すると社会で習いましたが、現在は大陸にある国々だけでなく島国日本でもいろいろな国籍・人種の人が暮らしているのは当たり前の時代となってきました。

まさに、「~世界はせまい、世界はおなじ、世界はまるい、ただひとつ~」だなと、今は心から感じます。


たった一つの地球に同じ時間を共有する世界中の人々。

自分とは違う存在の人・違う文化で育った人・異なる価値観を持つ人々と近い距離で同じ時を過ごす機会も増えてきている子どもたち。

「意見を交わす」「協力して何かを行う」「お互いを認め合う」ことのできる人に成長しますように。

「プレイラボ」の活動も、そんな成長への一助となることを願っています


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