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かなこ先生 気まぐれコラム

こどもかいぎ

2024-05-02
オススメ
さて、2024年も気づけば早5月!
南国宮崎は雨の日が多く、早くも梅雨??のような気配です
が!限りある休みの中で自分のために使える時間をみつけ、雨雲レーダーをチェックしながら、貪欲に潮干狩りを決行してきました。

我が子が中学生、小学生になり、少しずつ手が離れて自分の時間も持てるようになってきた今日このごろ。
我が子に構ってもらえなくなる寂しさ半分!自分の時間が持てる喜び半分!という休日を過ごしているワタクシです。

2024GW後半は、家族や親族とキャンプに行く予定です自然にまみれることの大好きなワタクシ。
どこか良いキャンプ場などあれば、是非教えて下さい

さて、飛び石連休の中3日間の平日。
エンゼルIT保育園の先生達を4チームに分けて、「こどもかいぎ」というドキュメンタリーを視聴しディスカッションを行う、園内研修を行いました。

グローバル化の進んだ狭いこの地球で、未来を生きていく子どもたちにとって、従来以上に重要となってくるであろうコミュニケーションスキル
今まさに子育てに携わる我々大人は、子どもたちとどのように関わることが大事なのかを考えさせられる番組でした。
本編を再生は有料となりますが、興味のある方、是非ご覧になってください。


「こどもたちの意見や声に耳を傾けること。」

幼い子どもを育てながらの日常生活。
「こどもの意見や声に耳を傾ける」って、怒涛のような毎日の中で、意外と難しいことが多いと感じる私です。
皆さんはどうでしょうか??

幼い子どもたちですが、大人が感じている以上に子どもたちはお友達や大人、自分のおかれている環境についていろんなことを感じ、自分の思いを持っているんですね
その声に耳を傾けることが、子どもの成長に直結する。
子どもたち自身は「自分の意見を話す時間を大切にされる」と同様に、「人の意見を聞く時間を大切にする」ことを求められます。
この2つが両立することで、コミュニケーションスキルはグッと伸びるのかなと感じました。

他にも、考えさせられたことがあります。
「大人が全てを解決してしまわない」

玩具の取り合い、お友達との会話の中でのすれ違い、お散歩ロープのお気に入りの色をお友達が先に握っていたり、ランチのときに座る位置が好みでなかったり、、
ちょ~っとしたコトからトラブルが発生する子どもたち

大人にとってはさほど違いがないようなことでも、その子にとっては一大事!な気持ちがあります。
「平和に波風立てずに大人の判断で解決してしまうのが保育ではない」とドキュメンタリーの中で先生がおっしゃっていたのが印象的でした。
「解決せずともお互いの気持ちを言葉にして折り合える地点をさぐる会話のプロセスを経験すること」が子どもたちのとって素敵な宝物になる、と。

いつかは、我々大人の手を離れ一人の人として多くの人々と協力しながら生きていく子どもたち。
子ども時代に経験するお友達との数しれぬトラブル。
子ども時代の日常に無数にあるトラブルを、手っ取り早く大人の判断で治める重要度よりも、起こったトラブルにおいて当事者たちがどの様に話し合い・歩み寄り・着地点をみつけていくのかを経験する事をサポートすることが真に大切な大人の関わり方なのかと感じました。

ワタシの日常生活はというと、、、
我が子の兄弟喧嘩にしびれを切らして、大きな声で審判を下してしまうことの多いワタシ、、。反省しか有りません
ワタシにとって「対話」することは、「根気づよい辛抱」もかなり求められることであると思います。
根気強く見守り、冷静に助言したり大人な対応ができる人間になりたいと思います(書きながら、すでに有言実行できるか不安

さて。
ワタシの今回の学び&反省は、日頃の保育における子どもたちとの関わり方だけにとどまりません
我が子とのコミュニケーションや兄弟喧嘩対応への関わり方への学びと反省、、、
上記に加えて、、、
特に身近なところすぎて、(つい疎かになりがちな)、旦那さんとのコミュニケーションを今一度反省し大切にしたいと思ったところです。
(※なぁ~ぜか家の中の遠く離れた場所から歩み寄りもせずに、ワタシに話しかけてくる旦那さん。みなさんもアルアルでしょうか??!)
洗濯機や除湿機やキッチンの換気扇の音がウルサイところで洗濯や料理しながら、物理的距離のある会話のキャチボールは億劫でついつい旦那さんの声が聞こえなくなる事があるようなないような 結婚14年目のカナコ先生です(旦那さんよ、ごめんなさい!)
しかし!この研修を機に、広い心を持って、時には物理的に歩み寄り、コミュニケーションをスルーしないようにしていきたいと思いました!

皆さん、忙しい生活の中で、大変なことがあるかと思いますが
自他を尊重して平和な世の中を築いていきましょう~
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